平成23年度 第3回宇宙医学生物学研究ワークショップ 「宇宙医学と睡眠・生体リズム」を開催
2012-01-19
JAXA宇宙医学生物学研究室は、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」を利用して質の高い宇宙医学生物学研究を進めています。そこで得られた研究成果を社会に還元するために、多くの国内研究者の参加のもとに年数回程度のワークショップを開催しています。国際宇宙ステーション(ISS)で計画する宇宙医学研究を紹介しつつ、研究成果の活用や将来の宇宙医学生物学研究のあり方について討議し、今後の宇宙医学生物学の研究推進に役立てることがワークショップの目的です。ISSは90分で地球を1周しており、地上のような24時間周期の日の出/日の入り、日中の明るい光を経験することがありません。このような特殊な光環境や、仕事のストレス、家族等と直接会えないなどの要因から、宇宙飛行士には不眠や生体リズムが変調する危険性が懸念されています。本ワークショップでは、まず、宇宙ミッションにおける睡眠の実態を紹介し、ISSでデータ取得が進んでいる宇宙飛行士の心拍の解析から見た生体リズム研究の成果を紹介します。次に、関連分野の専門家から、現代社会の抱える睡眠および生体リズムの問題をわかりやすく解説していただき、地上と宇宙の研究成果を踏まえた望ましい睡眠・生体リズムのあり方や、そのための工夫の秘訣について総合討議します。開催案内 主催